昔、嵐で中止になったレース帰り回航で泣きながら明石港に逃げ込んで以来、中々須磨に足が向かなかったのだがようやくシアトルカップにエントリーした。
Sabaayと同じようなレーティングの艇が多いので楽しくなりそう!
例によって回航前に船底掃除。先週も潜ったので小さな藤壺が少しあるだけ。
そして孫悟空と共に須磨へ!台風接近でどよ~んとしてますね
連れ潮に乗って2時間ちょいで到着。しばしIRCのレース観戦だ。
途中トラブった艇が流れて行ったのでレスキュー艇が到着するまでしばし併走してから入港。
で、前夜祭よね~
シアトルカップ恒例の腕相撲大会は残念ながら敗退。明日のレース頑張りましょう!
そして就寝。
ザァァァァァァァアアアアアアァァァ・・・・・
0300 雨音で目が覚める。豪雨だ。雷も鳴る。
使わないセイルを桟橋に置いてるのに・・・・
ビチョビチョなんやろな。。。
今更どうしようもないから明日考えよう
zzzzz
そして朝。曇天。レース海面に向うも無風。
その上漁船だらけ。全艇本部船の後ろについてアッチうろうろコッチうろうろのカルガモ親子状態だが55分遅れでスタート5分前。
相変わらず風が無く潮が速い。
このパターンは26S時代にクラブレースで何度もDNSになってるから、まずスタートラインを確実に越える事が重要だ。下手に流されるとライン消滅までに戻ってこれないからだ。
と言う訳でスタートラインど真ん中で風の取れるポジションをキープ。
1分間で50mラインに向かって流されているので、1分前まで50m以上の距離をながす予定。
しかし1分前には35mまで流されたので慌てて後ろに向かう。
なんとか10m手前でスタート!数艇はリコールがあるようだ。
あとはひたすら明石海峡に向かって潮に流される。
辛抱辛抱また辛抱。
う~ん1マークへスピンの準備を始めるが風向が変わった。
そうこうしている内にドンドン離される。
セイルに風は流れているのに艇が進まない。引き波も立たない。なんで?
レーティングが下の艇にも圧倒的な速度差で抜かれた。なんで?
まるで漁網に引っかかったみたい。
完全にビリッケツ!
原因がわからぬままその場にとどまる。
ラダーは目視で問題なし。
しばらく漂った後に入ったパフで急に走り出した。
う~ん。キールにオッサンでも引っかかってたんやろか?
久しぶりの最後尾。さあ行けるところまで追い上げましょう!
でも微風は微風。
そろそろお腹も空いたのでお昼にしよう。
ソーセージ焼いてパンとコーヒー。レース中には見えんなw
ごはん食べ終わったと思ったら今度は豪雨・・・
ただ風も出たので少し挽回。
2レグも残すところ三分の一。コース短縮は無線で確認した。
しかしGPSの指すマークと先行艇の来る方向が30度くらい違うのよね。
何かおかしいな~でも周りの艇も同じ方向行くしな~
30度右にブイらしき物は見えるんだけどまさかなぁ
と、そうこうしてるうちに周りの艇がスピンアップ。やっぱりマーク位置違うんや。
こちらもスピンセット!アップ!
おちた~ スピン回収!!!!!!!
スピンハリは上まで上がってるのでジブハリでアップ!
今度は絡まってる~ スピンダウン。
ぐちゃぐちゃのデッキ上でとり回し確認。再アップ!
ぜ~ぜ~ぜ~ やっと上がった。
這う這うの体でようやくフィニッシュブイに近づくものの何かがおかしい。
ブイと本部船がくっ付いてる?
左にはジュリーボート。これがフィニッシュなのか?
だったらブイを抱いているボートを回り込んでジュリーボートを右に見てフニッシュか?
さっぱりわからん。
で、ブイに近づくと
「ごめんね~! マーク流れたの~~~!」
・・・・やっぱり _| ̄|○
何だかよくわからないが丸ってゼスチャーしてるからフィニッシュしたんだろう。
で、結果はこちら。
運営さんも大変だなぁ
この後びちょびちょになったセイルを全部キャビンに広げて帰るのだった。
次回は9/25(日)クラブレース 10/9-10と牛窓瀬戸内市長杯です。
乗って見たい人は連絡くださいね。