今更感がありますがパールレース期間の【風予報】をまとめてみました。
(過去の予報です)
どこでもヨットと重ねる事が出来たら面白いでしょうね!
スライドショーの見えない方はこちらからどうぞ
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2011 52回 パールレース参戦記
2011 第52回パールレース参戦記
大作を書き上げたのにデータが消えてしまった。
うあ゙ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゙ぁあぁ゙ああぁぁうあ゙ぁあ゙ぁぁ
気を取り直して思い出しながら書いていこう
7/29-31まで行なわれるパールレースに我らが本荘porco rosso sfidaのクルーとして参戦してきました。
パールレースは三重県志摩ヨットハーバー沖をスタートし伊豆大島の南南西約25kmに位置する東京都の利島(としま)を反時計回りでターンし神奈川県江の島ヨットハーバー沖。31日16時がタイムリミット。
参加艇は、東日本大震災の復興支援活動の一環として「がんばれ東日本」のフラッグを揚げてレースに臨んだのです。
私に与えられた任務はバウマン兼気象情報収集だ。
7/28 午前中から気象情報を収集しある程度プリントアウト
パソコン、データカード、スマホ、バックアップ電源をバッグに突っ込み名神高槻バス停でメンバーと合流一路VOC 志摩ヨットハーバーへ向かう。
到着後は艇の準備を済ませウェルカムパーティーへ
なんだか各艇の挨拶が始まってしまったので適当にかまして今日のお宿満玉さんに到着
到着後早速明日以降の気象データを入手すべくPCを立ち上げネットへ接続!
・・・接続 ・・・しない
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!! イーモバイルの圏外なのでしたw
そんな時の為にスマホis01である程度のデータ収集が完了。
画面保存を出来ないのがちょっと痛いがまあ大丈夫でしょう
ところでこの満玉さん詳しく書きませんが中々ユニークなお宿でした。
さておやすみなさい
7/29 朝食、買出し、艇の準備と終わらせ記念撮影w
並み居る大型艇、有名艇と共に12:10スタート!上1ジャスト、オールクリア
まずは南東方面に向かいましょうかね~ 順調順調
17:30 東北東へ転針 ジェネカーアップ
その後風が後ろに回りスピンアップ いよいよ日が沈みナイトセイリング
風がどんどん上がり夜中に掛けてぶっ飛びスピンラン!!!
楽しい~~~
ドサッドサッ!(゚Д゚≡゚Д゚)エッナニナニ?
え!?何か落ちてきたぞ!
何だ?
スピンポールか?
違う!スピンは上がってる!
黒いぞ!何だ?
タフラフだ!
え?何でタフラフ?フォアステイか?
ギャアァァァァ━━━━━━(|||゚Д゚)━━━━━━!!!!!!
フォアステイが外れてるーーー
慌ててジブハリアードで固定しミーティング。
夜が明けるまでスピンとジェネカーで走り修理する事に決定。
夜が明けたらArtemisさんが洋上でマストに登り応急処置、お疲れ様です。
さあ時間のロスはあったものの追撃開始
7/29 06:00のロールコールでは相当ぶち抜いたようでクラス優勝も狙えるポジション!
盛り上がる盛り上がるw
しかしそこから12:30頃まで無風、微風の我慢我慢
夕方に掛けてボチボチ吹き出し17:30頃石廊埼通過
2日目のナイトセーリングが始まるのだ。
利島、大島辺りの風情報を得ようとするがこの頃にはバックアップ用の充電器も壊れスマホのバッテリーはアウト。灯台情報だけで風向を推測し利島21:00頃回航
出航時のデータでは相模湾中央部で風速10mに上がるはずだ。
強風を拾いにど真ん中突入。
夜が明けてしばらくするとオーバーセイル状態となりジブチェンジ
ずぶ濡れだけどもうすぐフィニッシュだからがんばろうね~
などと話をしてると
クジラだー!!!
(゚Д゚≡゚Д゚)ドコドコ?
おったー! 小型のクジラが群れてる!
ォォオオー!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ オオォォー!!
潮も吹いてるー!
しっぽ見えたー!
Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
と10分近く大騒ぎしていると江ノ島がはっきり見えてきた
さあいよいよフィニッシュ
皆感慨深そうに江ノ島を眺めているのだった。
そしていよいよアプローチ!
江ノ島東岸にマークボートのケッチが居るはずなので皆で探す。
探す・・・探す・・・・・何処?
何処や~!皆で必死に双眼鏡で探しやっと発見
結構岸から近かったのね・・・
そしてフィニーッシュ!!!☆-ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノイエーイ
写真はレース本部より拝借
結果はクラス11艇中 5位 総合43艇中 12位!
着岸後、シャワー、買出しを済ませ12:00にVOCへ向け出航
23時間追っての風25ノットに吹かれ続け艇速はマックス11.5ノット
特に大きな事故も無くVOCに11:00過ぎ着岸お疲れ様でしたー!
こんな大舞台につれて来て下さった紅豚さん始め皆さんありがとうございました!
写真はこちらにあるのでお知り合いの艇があればもって行って下さい。
あとはオーナー目線のブログやこちらとこちらでも記事が出ると思います
・・・今回も反省材料が多かった。修行せねば。
7月21日 田辺シータイガー~小鳴門~本荘帰港
さて話は戻り回航最終日です。
田辺港の素敵な朝日に見送られ出航です。
潮時の関係で友が島水道→明石海峡のルートで変える予定でしたが
田辺を出てから中々のハイペースで進んでいく。
うまくいけば大鳴門の転流には間に合わないが小鳴門には何とか間に合いそうだ。
という事で紅豚さんに無理やりお願いして小鳴門海峡に行って貰ったw
通過ルートと危険箇所、間違いやすい所を教えてもらいながら船は進むが
エンジンはハーフスロットルながら艇速は9ノットオーバー!!
ドックを過ぎると風光明媚な水路がつづく。
私は景色を堪能したがオーナーはさぞお疲れだったでしょう。すいません。
(検索で来る人の為にスライドショーに解説入れてます。見れない方はpicasaでどうぞ)
その後丸山漁港を経由して日暮れ前に無事本荘入港しました。
いや~本当にいい経験させていただきました。ありがとうございます。
さあ、次は阿波踊りレースですね!私は本日エントリーを済ませました。
まだまだ遊ぶぞ~!
7月20日 勝浦出航~田辺シータイガー
ホテル浦島の部屋は立派でぐっすり眠る事が出来た。
朝食バイキングもバラエティ豊かでお腹イッパイ準備万端だ!
今日の目的地は高級泊地の田辺シータイガーだ!
本当は別の泊地予定だったそうなんだが私が田辺湾を知らないという事で目的地を変えていただいたようだ。。。。
すいません。
勝浦を出航し宿泊したホテル浦島を撮影しているとホテルスタッフが延々と手を振ってくれています。
ちょっとした事ですけどうれしいですね。
今度来るときの為に入港ラインのレクチャーを受けながら勝浦港を後にする
そこに待っていたのは青い海。
初めてヨットで出た太平洋だ。
今日は完全な凪で長い波長の穏やかな海
そして青い空
限定沿海瀬戸内初心者セーラーがはじめて見た光景
無理やりでもここに来て良かった。
スライドショーが見えない場合はpicasaでどうぞ
大きなトビウオが船を囲み潮岬沖を快調に進んでいく。
残念ながらイルカやクジラには出会えなかったが夕刻には田辺湾沖に差し掛かる。
ふと前方を見るとナブラ(小魚が捕食魚に追われて海面に飛び出している)と鳥山(その小魚を狙って鳥が捕食している)が沸いている。
かなりの規模だ!
迷うことなく勝浦で仕入れた潜行版と疑似餌を投入!
1時間ほど曳き釣りをする・・・・・そしてヒット!
引き上げて見ると
なんとマグロ!
本場南紀の生まぐろだ!
サイズは漁具屋で聞いた通りのサイズ。(ご想像にお任せしますw)
早速捌いて船上刺身パーティーだ。
あ~美味しかった。
楽しかった釣りの時間は終りシータイガーに入港する。
係船料はそれなりに掛かるが陸電と水があり、クルー全員の風呂代も込みなので
値打ちはありますね。
露天風呂では白浜の花火も見えフルチンのオッサン3人でしばし鑑賞。
満足満足。
紅豚さん特製船内クーラーのおかげで快適な夜をすごせました。
さあ、明日は本荘に帰ろう!
7月19日 那智勝浦観光&合流
大阪を出て都合23時間、0810勝浦バスターミナルに到着した
連休中ということもあり観光バスが山ほど居てるね。
志摩ヨットハーバーを出るPorco rosso sfidaはおそらく夕方の入港になるだろう。
今日は一日観光に割り当てる事にするがその前に勝浦港を散策する。
陸から向って右側が水揚場、中型船漁港、小型船漁港、そしてドックと続くが
クルージングにヨットが立ち寄るのは小型船漁港の左側、ドックの向かい側が良さそうだ。
水揚場ではマグロのセリが行われており気分が盛り上がるね!
(冷凍ちゃいまっせ!生まぐろでっせ)
勝浦港には足湯が沢山あり
公共のものから個人で提供しているものまで色々あって街を楽しむ事には事欠かないだろう。
一通り偵察を済ませ那智の滝と熊野古道観光に出かけよう!
那智山は勝浦港のある紀勝浦駅から2駅の那智駅が最寄り駅となるが列車はあまり停車しない。
熊野交通のバスか観光タクシーが適当な交通手段のようだ。
私は一人なのでバスを選択するが、これも那智山往復チケットがあり非常に便利。
ちなみに観光タクシーは9,000円~だが交渉次第で少し安くなるようです。人数が多ければ検討の価値ありかな?
バスで那智駅まで行き熊野古道をテクテクあるく。
思えは山に行くのは去年の富士山いらいやな。
雰囲気は写真のスライドショー見てくださいね
スライドショーが見えない方はpicasaで見てね
一通り観光も済みそろそろ入港して来る時間だろう。
港に向かい、ビール飲みながらしばし時間つぶし。
そこで出会った一人の紳士と話をしていると
ヨット界の超有名人の先輩だそうでちょくちょく勝浦に来るそうだ。
私は初心者なので詳しい事は知らないのだがあとで聞くと大層な人らしい。
そうこうしている内にPorco rosso sfidaが入港して来た。
ここでようやく合流完了。
舫を固め燃料補給。
この岸壁近くの燃料やサンは船まで配達してくれます。
この後近くのマグロ料理店で舌堤を打ち今夜のお宿ホテル浦島へ
さすがに温泉の写真は撮ってないけどさすが有名宿ですね。
立ち寄り湯もあるので船で寝るのもOKです。
そして勝浦の夜は更けて行くのであった。