2015 上架整備 合体編


まずは船体を戻しましょう。船底が痘痕なのはご愛嬌。来年綺麗にする。

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今回は青色。旧塗料が残ってるけどストライプにした。

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そしてマストはスピンハリを利用して吊ります。

ウインドトランスデューサーとウインデックスはマスト建ての邪魔になるので上で取り付けます。

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吊りあげると正立するので作業がとても楽ちん

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そして船体に据え付ける。

まずフォアステイの長さを決めてレーキを決める。以前より少しレーキをもどして立てた。

次にマストトップからメジャーをおろし左右均等にアッパーを締めていく。

少し強くしてベンドを増やしてみた。

この時点で、まだマストはクニャクニャ。微妙なバランスで立ってるんやな~

そしてロワーで固めて、ミドルで微調整。

初めてのマスト倒起作業だったがヤードスタッフの的確なアドバイスで完了!

コツは大体掴めたから毎年マスト倒しても問題ないね~

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気になる事が1点 ロワーのターンバックル1個にクラックのようなものが見える。

メッキの剥がれかわからないけど交換したほうが良さそうだ。

皆さんも点検は怠らないようにね!

2015 上架整備 マスト編


さて船体側がある程度片付いたのでマストを色々やりましょうかね。

まずは係留中にチャンバラして吹っ飛んだ三色灯と風向風速計の交換です。

マストヘッドから両方撤去します。

ボルトが固着して大変。こんなんマスト登りして作業するの無理!

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そして配線をはんだ付けして三色灯と風向風速計のベース取り付け。なぜ普通の全周灯ではなくて三色灯なのか? それはマウントが違ったから。 上の写真と見比べてマウントの跡に別のボルト穴がある。これがアンカーライトの穴だと思われる。後からトランスデューサーを付けてスペースがなくなったので縦2本で取り付けできるこいつになったのだろう。フリッカーバテンを付ける暁には航海灯ベースも作成せねばならんね。

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ん~タフラフが割れとる。。。。が、まだまだ使える。テープ巻いてお終い。

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そして今回のメインイベント。Y30SⅡのハリヤードはマストステップ下からコックピットにリードされているので(マストの横から出てない)セイルを上げるのが大変。 だからマストの横に穴をあけてハリヤードを出してやるのだ!

作業方法としてはホールソーで穴を開けた後ジグソーで長穴加工。そしてプレートをはめ込む。いろんな艇の穴あけ状況をみると前後左右それぞれ高さを変えてるんやね。

ま、強度の事を考えると当然か。

 

ただ、加工するのに切子がハリヤードに付くと嫌だが、全部抜いてしまうと戻すのも大変だし、中で絡まったら取り返しがつかん。

というわけでマストステップまでばらしてハリヤードを1m置きにインシュロックで束ねてに筒状のビニールを被せる。これで問題ないだろう。あったまいい~

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よく見るとマストの中に擦れ止めのインナーパッドが入ってるね。

ここで重大な事を発見!航海灯のケーブルが擦れて銅線まで見えてる!!

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おそらく標準仕様からジブハリを追加した時に捻じれたんだろう。

これは外から絶対解らない。ばらしてよかった。

 

そしてサイドの穴あけ加工後はこんな感じ

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こっそりこんな所にもこんな物が(上の方で気付いたと思うけどw)

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さっくり書いてるけど、あーでもないこーでもないとここまで延べ5日掛かってる。

マストの外に出したハリヤードはスピン2本とジブ2本。

メインは最初に上げたらお仕舞だからそのまま。

スピンはテンションが高くなるのでもう一度戻してジブはマストステップにチークブロック追加。

チークブロックのベースには電蝕防止用のプレート入れないといけないね。

これで何とかなるでしょう!

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ブームにもネームいれて後は合体を待つのみ!

2015 上架整備 船体編


関空レースと話が前後しますが上架整備記録をまとめます。

Y30SⅡになって初めての上架作業です。
いつもお世話になっているヤードは26フィートが限界なのでマストを倒すことが前提なんですがリギンのチェックもできるし構造も把握できるから( ゚∀゚)チョウドイイ!!

というわけで到着後スグにブームを外す。少し間抜け

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ほんでもってマスト外す。もっと間抜け。

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んで、船台へ鎮座させる。

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どっひゃ~ えらい海洋生物ちゃんが付いてるな~
そら回航も速度出んわ。。。

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さらにプロペラには釣り糸が絡まっとる。。。
幸い開閉には問題ないので良かった。

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さぁ~一気に塗装を剥いでツルツルたまご肌にしてあげましょうね~

ガリガリガリ・・・・ガスッ

ガリガリガリ・・・・ガスッ

ガリガリガリ・・・・ガスッ

・・・・・・

全然剥がれへんやんけ~どないなっとるねん

ガリガリガリ・・・・ガスッ

 

ぬう~~~~~~まだらになってしまった_| ̄|○

ゲルコートまで見えるところもあれば塗料とプライマーが4層のミルフィーユ状になっている所もある。水線より上は概ね4層。しかもカチンコチン。これは困った。

ランダムサンダーも試してみたが劇的に作業は捗らない。。。

今回はほかの作業も沢山あるので船底はこれくらいで目をつぶろう。

アバタもえくぼと思えはいい。

 

次にハル関係

ハルはまず黄ばみを落とすためにクリーニング。

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そしてワックスがけ。

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ピカピカになったところで新しい船名を貼りつける!

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前の船では歪んでしまったが今回は上手に貼れた。

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その前にカッティングシートを切り出すんだけど、なんせプロッターを7年も動かしてないもんだからソフトの使い方も忘れたし、ケーブルに至っては捨ててしまったようだ。

プロッターはこんな感じ

 

釣り糸の絡まってたプロペラもピカピカ~

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さっくり書いてますがここまで4日。ハルは全部ぶっちゃんがやってくれた。

私はというと次回マスト編に続く。。。

2013船底整備 その7 最終仕上げ&下架


部品も揃ったのでロワーケースの組み立て開始です。

まずはオイルシールを2箇所 計4個挿入

 

そんでもってインペラも交換

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そして全て組みつけが終わりギアオイル注入を思いきや

乳化したオイルが全然抜けていなくまだまだどんどん出てくるヤン

(;´д`)トホホ…

 

 

仕方ないのでギアオイルでフラッシングするものの綺麗にならず

結局4回ギアオイルでフラッシング、エンジンオイルで1回やってなんとか良くなった。

このクソ寒い中大の大人が水遊びw

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船台跡のタッチアップも済みいよいよ海に帰っていきます

☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ

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作業日数は延べ7日間、しかし仕事があるので約1ヶ月の上架だった。

次回からはまとめて休みのあるときに整備できたら良いな!

来年はハルを綺麗にしてあげよう。

2013船底整備 その5&6 プライマー2回目そして又災難


マラソン終わって即東京出張。

土曜の夜に大阪へ戻って日、祝で作業の続き!

 

面部分のFRPはきちんと施工できたがキール後端部分は浮いてしまったので再度やり直し。気温が低いので中々硬化しない。(;´д`)トホホ…

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ガスストーブで暖めながら何とか硬化完了

研磨後水拭きしたらピカピカ。気持ちいいねえ

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追加工部分にプライマーを塗り、全体も2回目のプライマー塗布完了

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随分カッチリしてきた印象だ。終わりは近いぞ!

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—————そして2日目————–

seajet033を塗り終わり船外機のメンテに取り掛かる。

エンジンオイル抜いて~

ギアオイル抜いて~

 

抜いて~

 

何じゃコリャ~ ギアオイルが完全乳化して出てこん・・・・

プロペラをはずしてみるとココから同じ液体が・・・・

1層目オイルシールのリップが完全剥離しとるな・・・

標準方法で分解を試みるが塩で完全に固着しているのでオイルシールのみ無理やり引きずり出すことに決定。

 

ついでに他のオイルシールも点検、交換だ。

 

整備済み中古エンジンと言うことで購入したが状態はあまりよろしくない。

中は塩だらけ。ドライブシャフトも焼けてることから長い間メンテしてないのかな?

 

ドライブシャフトシール、インペラのカップ、ベースプレートも交換決定

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あとはオイルストーンで面を綺麗にして部品待ちだ

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中々すっと終わらせてくれんな。。。

今週土曜日に下架予定なんだが大丈夫かね?