8月11日 志度港~都志港


今日の目標は引田港まで行って潮待ちし夕方の転流で徳島に向う。
今日はピーカン照りで微風。台風の影響はまったく無し!時間もタップリあるので微風セイリングを楽しみながら時折釣り糸なんぞを垂れてみる。
岬の先では魚探一面色が変わるほどの反応があるが針には掛かってくれなかった。
小豆島を過ぎると波が出だして船外機が浮くのでNo2ジブをアップ。
風の向きが合わないので目標を引田港から丸山港へ変更する。
ここからが地獄の始まりだった・・・
鳴門海峡に差し掛かると風は吹き上がり辺り一面白波となる。
頭から波をザブザブ被りながらも進むとさらに風は吹き上がりちょっとまずい状況になった。
ハーネスをセットし荒れる海でジブをNo3に交換。
丸山港には進めないので徐々に落としながら淡路島の何処かへ向おう・・・
そこからさらに風波があがり、日除けが風をはらみ引きずられる。
ちょっとヤバイ。。。落ち着いて分解する余裕なんぞ全く無いので
フレームを支えているロープをカッターで一気に切り纏める事に成功。少し艇が安定する。
ランナーを引きマストを固めるがブームの重さと波の衝撃でマストがグニャグニャ曲がっているよ・・・
もし折れたら遭難やな・・・でもジブをおろすと波間の木の葉になりさらに危険。
舵取りで何とか衝撃を和らげよう。
そこから3時間ひたすら耐えて何とか都志港に逃げ込めた。
後から思うと引き返すべきだったんだ。なめてました。反省。
疲労困憊で岸壁に舫を取るが、そこは一面牡蠣だらけ。
それでも槍付けする元気もなく調整してると地元ヨットマンHermitage艇 N氏が現れ横の漁船に横抱きさせてもらえた。
さらに都志の情報を色々教えていただきひと段落。あ~疲れた。
明日は日和見です。
近くの商店で酒と氷の補給。
街を自転車で一回りし店の位置関係を確認。
そして食堂へ。久しぶりに油物が食べたくなり天丼。
風呂は山の上なのでちょっと疲れたが帰りは自転車で1分。
さあゆっくり寝よう・・・

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