さて船体側がある程度片付いたのでマストを色々やりましょうかね。
まずは係留中にチャンバラして吹っ飛んだ三色灯と風向風速計の交換です。
マストヘッドから両方撤去します。
ボルトが固着して大変。こんなんマスト登りして作業するの無理!
そして配線をはんだ付けして三色灯と風向風速計のベース取り付け。なぜ普通の全周灯ではなくて三色灯なのか? それはマウントが違ったから。 上の写真と見比べてマウントの跡に別のボルト穴がある。これがアンカーライトの穴だと思われる。後からトランスデューサーを付けてスペースがなくなったので縦2本で取り付けできるこいつになったのだろう。フリッカーバテンを付ける暁には航海灯ベースも作成せねばならんね。
ん~タフラフが割れとる。。。。が、まだまだ使える。テープ巻いてお終い。
そして今回のメインイベント。Y30SⅡのハリヤードはマストステップ下からコックピットにリードされているので(マストの横から出てない)セイルを上げるのが大変。 だからマストの横に穴をあけてハリヤードを出してやるのだ!
作業方法としてはホールソーで穴を開けた後ジグソーで長穴加工。そしてプレートをはめ込む。いろんな艇の穴あけ状況をみると前後左右それぞれ高さを変えてるんやね。
ま、強度の事を考えると当然か。
ただ、加工するのに切子がハリヤードに付くと嫌だが、全部抜いてしまうと戻すのも大変だし、中で絡まったら取り返しがつかん。
というわけでマストステップまでばらしてハリヤードを1m置きにインシュロックで束ねてに筒状のビニールを被せる。これで問題ないだろう。あったまいい~
よく見るとマストの中に擦れ止めのインナーパッドが入ってるね。
ここで重大な事を発見!航海灯のケーブルが擦れて銅線まで見えてる!!
おそらく標準仕様からジブハリを追加した時に捻じれたんだろう。
これは外から絶対解らない。ばらしてよかった。
そしてサイドの穴あけ加工後はこんな感じ
こっそりこんな所にもこんな物が(上の方で気付いたと思うけどw)
さっくり書いてるけど、あーでもないこーでもないとここまで延べ5日掛かってる。
マストの外に出したハリヤードはスピン2本とジブ2本。
メインは最初に上げたらお仕舞だからそのまま。
スピンはテンションが高くなるのでもう一度戻してジブはマストステップにチークブロック追加。
チークブロックのベースには電蝕防止用のプレート入れないといけないね。
これで何とかなるでしょう!
ブームにもネームいれて後は合体を待つのみ!