今日はする事が山盛りだ
1、ウインデックスの交換、アンカーライトの点検。
一人ではマストトップに登れないのでクレーンで吊ってもらって予備のウインデックスと交換。これは特に苦になることもなく完了。
そしてアンカーライト。
両隣とチャンバラしたかと心配したがウインデックスと共に鳥に蹴散らされたようだ。ベースのみ鎮座している。
幸い予備のアンカーライトがあるので交換するのだが、以前一度交換してるらしく裸結線にビニールテープで芯も露出してるというトンデモ作業を片付けねばならん。
まず、古いアンカーライトを撤去。
次に結線部分をカット。
マストの上は風が吹き抜けてめちゃくちゃ寒い。気温6度。
新しいアンカーライト設置するのだが第一の関門、
貫通ボルトが指で入らない。ま、これはヤードエンジニアにアドバイスをもらってたのでロングノーズプライヤーで対処完了。
聞いて無かったらえらい事になっていただろう。
一本目のボルトを入れて仮止めしていると斜めにしか取り付かない。
見るとベースに回り止め?のリブがあり引っ掛かっている。
スリットがあるのか観察するがも見当たらず。
仕方ないのでプライヤーでパキッ、で解決。
まだまだマストの上は風が吹き抜けてめちゃくちゃ寒い。
指が震える。
次に裸結線の対処。
電線をストリップしたら銅色だったのでとりあえずOK。
しかし圧着端子の先から切ってるらしく四苦八苦だ。
前作業者の気持ちは理解できるがもう少し良い仕事してほしいもんだ。
3往復、計一時間半のマスト作業完了。寒い!
2、キールの錆補修。
思いの外傷んでいたのだがこの年の瀬、材料が揃わず在るもので補修した。来年やり直そう。
3、船外機のオイルシール交換
昨年もギアオイルが乳化して、原因と思われるプロペラシャフトのオイルシールを強引に交換したが、今年もギアオイルが乳化してた。
インペラ下のオイルシールが怪しいとの見立てなので分解したところビンゴ!
しかし、昨年同様ギアケースが固着しているので外側からホジクリ出す。これが大変。小さな船外機なので色んな所が狭いわりに硬い。
結局道具を作って交換完了。
4、スルハルバルブの交換
給水側と排水側とで青錆具合が全く違う。
給水側はボールバルブ、排水側はゲートバルブ。
ボールバルブは錆が酷く今回破損した方だ。
恐らくボールがステンレスなので電食を起こしているのだろう。
ゲートバルブは多少の錆は在るもののゲートが本体と同じ材質なので使用に支障は無い。
多少開閉に時間が掛かるが漏らすほどでは無さそうなので安定のゲートバルブを採用。
これで今日の作業は終了。
疲れた。